第3回
枕崎カツオマイスター検定




趣旨
枕崎市民をはじめ県内外の方々に、枕崎で水揚げされるカツオや製造されるかつお節についての正しい知識を身につけ、自らの食生活に生かしつつ、健康や食文化に至るまで理解を深め、「枕崎のカツオ」を広く伝えていただくために「第3回枕崎カツオマイスター検定」試験が開催されます。
詳しい要綱等は、枕崎市ホームページをご覧ください。
開催概要
主催
枕崎カツオマイスター検定推進協議会
共催
大日本水産会、日本カツオ学会
日時
平成25年11月2日(土)〜3日(日)
場所
(財)南薩地域地場産業振興センター
受験料
大人:3,000円・大学生以下1,500円
(養成講習会・検定受検料の経費一式を含む)
テキスト代
2,100円(消費税込)
受付期間
平成25年8月19日〜10月18日
募集人員
100名(先着順)
本企画の特徴・ポイント
- 本検定は、単なるご当地検定ではなく、カツオという地域水産物を通して地域を理解し直し、魚食普及〜ぎょしょく教育〜産消交流を通して地域活性化を図ろうという意欲的な試みである。
- 地域水産物マイスターとしては、函館イカマイスターに次ぐものであり、カツオでは全国で最初の企画であり、当然、鹿児島県にも前例がなく、ユニークな検定である。
- 日本の水産業界の総合的な団体である「大日本水産会」、カツオに関する調査研究・情報交換の場である「日本カツオ学会」、本市協議会の3者が認証することから、単なるローカルなマイスターではなく、全国的なマイスターである。
- この企画実施に至るきっかけは、若林良和愛媛大学教授(日本カツオ学会会長)が、枕崎の地域性(条件不利地域であるなか、カツオ漁業と鰹節製造業が一体となって多様な取り組みをしていること)に着目して共感共鳴し、「検定を実施するなら、ここしかない」と判断した。若林教授は、本検定委員会委員長として、取りまとめの任にあたっている。
- 本企画をきっかけに、改めて、地域ぐるみで取り組みを展開している。単に、水産関係団体だけでなく、枕崎の各種団体の協力・連携体制ができている。
- 内容的には、7つの「ぎょしょく」の考えをもとに、系統的に理解しようとする試みになっている。そのことは、同検定委員会が本検定の公式テキスト『カツオ学入門』や養成講習会からもわかる。
- カツオの生態・資源から、栄養、漁撈、加工、流通、消費、経済、民族、歴史、文化まで、カツオに関する文系・理系の学問をもとに、総合的に理解できる。
- 単なる座学(講義)による知識を得るだけではなく、視察や実習などの実践も盛り込まれており、体系的に楽しく理解できる。
これまでの受験者数・合格者数
第1回 受験者数108名 合格者数96名
第2回 受験者数 63名 合格者数55名
若林良和・本検定委員長(愛媛大学教授、日本カツオ学会会長)のコメント
今回、産官学民の連携で、画期的な検定が実施できることになった。枕崎はもちろん、県内外のカツオに興味・関心のある人たちに、広く挑戦してもらいたい。そして、カツオのファンクラブなどの地域を超えた、ゆるやかな連携も目指したい。
問合せ先
〒898-0001
鹿児島県枕崎市松之尾町64番地
枕崎市水産商工課水産振興係内
枕崎カツオマイスター検定推進協議会事務局(担当:道野・門園)
TEL: 0993-73-1092
FAX: 0993-73-1747
E-mail: suisanshinkou@city.makurazaki.lg.jp